Dr.Webの統計によると、2022年8月に検出された脅威の合計数には前月と比較して10.72%の増加が認められました。ユニークな脅威の数も8.59%増加しています。検出された脅威の多くをさまざまなアドウェアが占めていました。メールトラフィック内では、悪意のあるスクリプトや、他のマルウェアをダウンロードするトロイの木馬、認証情報を盗むよう設計されたフィッシングページが最も多く検出されています。また、Microsoft Officeソフトウェアの脆弱性を悪用するマルウェアが添付ファイルに含まれたメールも引き続き拡散されています。
8月にDoctor Webテクニカルサポートサービスに寄せられた、ランサムウェアによって暗号化されたファイルの復号化リクエスト数は前月と比較して2.57%減少しています。最も多く拡散された暗号化ランサムウェアは引き続き Trojan.Encoder.26996 となっており、リクエスト全体の32.24%を占めていました。
Android向け脅威では、トロイの木馬の活動やデバイス上に迷惑な広告を表示するよう設計された疑わしいアプリの活動が増加しています。
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https://news.drweb.co.jp/show/review/?lng=ja&i=14566