2022年9月のウイルスレビューが公開されました。

Dr.Webアンチウイルスの統計によると、2022年9月に検出された脅威の合計数には前月と比較して9.29%の減少が認められました。ユニークな脅威の数も38.95%減少しています。検出された脅威の多くを引き続きアドウェアが占めていました。メールトラフィック内では、フィッシング攻撃に使用される悪意のあるスクリプトや悪意のあるPDFファイルが最も多く検出されています。また、Microsoft Officeドキュメントの脆弱性を悪用するアプリが添付されたメールによる攻撃も引き続き確認されています。

9月にDoctor Webテクニカルサポートサービスに寄せられた、ランサムウェアによって暗号化されたファイルの復号化リクエスト数は前月と比較して41.26%増加しています。最も多く拡散された暗号化ランサムウェアはTrojan.Encoder.3953で、リクエスト全体の25.83%を占めていました。これまで何か月にもわたって首位を占めていたTrojan.Encoder.26996は2番目に多く拡散された暗号化ランサムウェアとなっています。

Google PlayではDoctor Webのマルウェアアナリストによって新たな脅威が発見され、それらの中にはサイバー犯罪者によってさまざまな詐欺スキームに用いられるAndroid.FakeAppファミリーに属する偽アプリや、アドウェアが含まれていました。

(レポート本文は以下をご覧ください)
https://news.drweb.co.jp/show/review/?i=14582

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