2022年10月のウイルスレビューが公開されました。

Dr.Webアンチウイルスの統計によると、2022年10月に検出された脅威の合計数には前月と比較して6.6%の増加が認められました。ユニークな脅威の数も1.73%とわずかに増加しています。検出された脅威の多くを引き続きアドウェアが占めていました。メールトラフィック内では、フィッシング攻撃に使用される悪意のあるスクリプトや悪意のあるPDFファイル、Microsoft Officeドキュメントの脆弱性を悪用するアプリが最も多く検出されています。

10月にDoctor Webテクニカルサポートサービスに寄せられた、ランサムウェアによって暗号化されたファイルの復号化リクエスト数は前月と比較して28.06%減少しています。9月に減少が見られたのも束の間、 Trojan.Encoder.26996 の活動が再び増加してリクエスト全体の27.05%を占め、最も多く拡散された暗号化ランサムウェアの座に返り咲きました。一方、9月にトップの座を占めていた Trojan.Encoder.3953 の割合は25.46%で、2位に後退しています。

Google PlayではDoctor Webのマルウェアアナリストによって新たな脅威が多数発見され、それらの中にはトロイの木馬アプリやアドウェア、望ましくないソフトウェアが含まれていました。

(レポート詳細は以下をご覧ください)
https://news.drweb.co.jp/show/review/?i=14619

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