2021年4月のウイルスレビューが公開されました。
Dr.Webの統計によると、2021年4月に検出された脅威の合計数は前月と比較して1.73%増加し、一方でユニークな脅威の数は35.6%減少しています。検出された脅威の多くを依然としてアドウェアが占めていました。メールトラフィック内では、難読化されたトロイの木馬、悪意のあるスクリプト、Microsoft Officeプログラムの脆弱性を悪用するプログラムなどの多様なマルウェアが多く検出されています。
4月にDoctor Webテクニカルサポートサービスに寄せられたデータ復号化のリクエスト数は3月と比較して2.73%減少しています。最もアクティブな暗号化ランサムウェアは Trojan.Encoder.567 で、リクエスト全体の15.71%を占めていました。
<4月の主な傾向>
・マルウェア拡散活動の増加
・アドウェアが依然として最もアクティブな脅威の一つとなる
・メールトラフィック内で新たな悪意のあるプログラムを発見
(レポート本文は以下をご覧ください)
https://news.drweb.co.jp/show/review/?i=14215&fbclid=IwAR0xEJ-Er4egkhKdSDDyfvBnN8QFsC3Xg_bfFGWalgY-k7mvwaFOIL9zNbU