2022年8月には、迷惑な広告を表示するよう設計されたトロイの木馬の活動が顕著に増加し、その検出数は７月と比較して3.8%増となりました。Android向け Dr.Webアンチウイルス製品によって収集された検出統計によると、8月に最も多く検出された悪意のあるアプリ5つのうち3つがアドウェア型トロイの木馬となっており、それらはすべて Android.HiddenAds ファミリーに属するものでした。広告を表示させる不要なアプリの活動も急増し、7月と比較して10.57%多く検出されています。
アプリケーションが別のアプリをインストールせずに実行することを可能にする、特殊なソフトウェアプラットフォームも依然として多く検出されています。多くの場合、悪意のあるアクターは拡散させるマルウェアと組み合わせてこれらのプラットフォームを使用しています。
他のアプリの通知から情報を盗むよう設計されたトロイの木馬 Android.Spy.4498 は、最も多く検出されたAndroid向け脅威の中で次第にそのシェアを失いつつあります。検出数は７月と比較して29.05%減となり、検出された脅威全体に占める割合は三分の一未満にとどまりました。
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https://news.drweb.co.jp/show/review/?i=14564
