遅くなりましたが、新年のお慶びを申し上げます。
本年もDoctor Webをどうぞよろしくお願いします。皆さまにとって、健やかで平和な一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
当社日本法人の昨年度(12月決算)を無事終えまして、すでに新年度のスタートダッシュを切っております。パートナー各社様のご協力に深く御礼申し上げます。
毎年IPA(独立行政法人情報処理推進機構)から発表されている「セキュリティ10大脅威」において、1位:ランサムウエアによる被害、2位:標的型攻撃による機密情報の搾取 ということで一昨年と昨年で上位2位までが全く同じ脅威となりました。ここ数年の日本において、残念ながらランサムウェアがより身近なものとなってきており、2022年は具体的なインシデントが続出しました。当社へのお問い合わせが非常に多い一年となりました。
当社製品ユーザー以外のお客様と触れ合う機会が増えるにつれ、エンドポイントセキュリティに関する様々なご意見を頂きます。そこであらためて感じたのは「どんなに多層なセキュリティーを講じていてもランサムウェアに感染してしまい、不正プログラムの痕跡は残らない」という課題です。完全な防御が不可能であり、感染してからでは遅いという実態の中で、当社の「セカンドオピニオンツール」に多くの関心を頂きました。
本年も例年通り「未知のマルウェア」「ランサムウェア被害」としっかりと向き合い、当社モットーである「妥協のないセキュリティ」を追求して参ります。パートナー様およびエンドユーザ様の成功事例をシェアさせて頂きながら、国内サイバーセキュリティ対策向上の一助になれればと考えております。
世の中に漂う様々な曇りが晴れ2023年が幸せと笑顔で溢れますように、そしてDoctor Webもそのお手伝いができるよう邁進していきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社Doctor Web Pacific
代表取締役 森 周