2023年2月のウイルスレビューが公開されました。

Dr.Webアンチウイルスの検出統計によると、2023年2月に検出された脅威の合計数には1月と比較して22.29%の増加が認められました。ユニークな脅威の数も34.02%増加しています。異なるファミリーに属するあらゆる種類のアドウェアアプリやアドウェア型トロイの木馬が引き続き最も多く検出された脅威となっています。メールトラフィック内では、悪意のあるスクリプトや、Microsoft Officeソフトウェアの脆弱性を悪用するアプリケーションが最も多く検出されました。また、良く知られたサイトのログインフォームを模倣して認証情報を盗むフィッシングHTMLファイルがメールを通じて積極的に拡散されました。

2月にDoctor Webテクニカルサポートサービスに寄せられた、ランサムウェアによって暗号化されたファイルの復号化リクエスト数は前月と比較して17.63%減少しています。最も多く拡散された暗号化ランサムウェアは Trojan.Encoder.3953、 Trojan.Encoder.26996、 Trojan.Encoder.35534 となりました。

Google PlayではDoctor Webのスペシャリストによって新たな悪意のあるアプリが多数発見され、それらの中には偽サイトや望ましくないサイトを表示する多数の偽アプリや、ユーザーを有料サービスに登録するトロイの木馬が含まれていました。

<2月の主な傾向>
・検出された脅威の合計数が増加
・ランサムウェアに暗号化されたファイルの復号化リクエスト数が減少
・Google Playで新たな悪意のあるアプリを多数発見

(レポート本文は以下をご覧ください)
https://news.drweb.co.jp/show/review/?lng=ja&i=14689

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