Doctor Web Pacific の江川です。
リスク対策.comで表記の情報が公開されましたので、ご紹介します。
警視庁サイバーセキュリティ対策本部から、ランサムウェアに対する注意喚起が発表されています。
国内の企業・団体等における令和5年度のランサムウェア被害件数は197件と高い水準になっています。
これから長期休暇の1つであるGWは、サイバー攻撃が活発化されていきます。
貴社内のサイバーセキュリティ対策を見直していただけますようお願いします。
<管理者編>
GW前
・緊急連絡体制の確認
インシデント発生時に迅速に対応できる体制が必要です。
・社内ネットワークへの機器接続ルールの確認と厳守
不要な接続を減らすことにより、リスクを軽減が可能です。
・使用しない機器の電源OFF
電源を切ることで、外部からのアクセスを完全にシャットアウトできます。
GW明け
・修正プログラムの適用
OSや各種ソフトウェアの修正プログラムを適応してください。
・定義ファイルの更新
セキュリティソフトの定期ファイルを最新に更新してください。
・サーバー等における各種ログ確認
不審なアクセスが発生していないか、ログを確認してください。
<利用者編>
GW前
・機器やデータの持ち出しルールの確認と厳守
持ち出しルールを明確にし、不要な持出を無くすことで情報漏えいの危険から回避してください。
・使用しない機器の電源OFF
電源を切ることで、外部からのアクセスを完全にシャットアウトできます。
GW明け
・修正プログラムの適用
OSや各種ソフトウェアの修正プログラムを適応してください。
・定義ファイルの更新
セキュリティソフトの定期ファイルを最新に更新してください。
・持出機器などのウイルスチェック
最新の定義ファイルでウイルスチェックを行ってください。
・不審なメールに注意
不審なメールが届いている可能性が有ります。
アンチウイルスソフトのアップデート、定義ファイルの更新、ウイルスチェックが
完了してから確認してください。
ニュース本文にはランサムウェア被害の特徴や防止対策が記載されています。
詳しくはニュース本文をご確認ください。
(ニュース本文は以下をご覧ください)
https://www.risktaisaku.com/articles/-/90672