【2025年春】企業のランサムウェア被害はここ最近でも頻発。最新の実事例を見ていく。

こんにちは、穂苅智哉と申します。

季節の変わり目となり、すでに夏の気配がしています。世間が慌ただしい中で、サイバー攻撃も相変わらず活発に行われています。

そこで今回は、2025年春における企業のランサムウェア被害をまとめて見ていきたいと思います。

読者の皆様には最新情報をキャッチアップしていただき、自社で被害を出さないための対策を万全にしていただければと考えています。

目次

最近の企業のランサムウェア被害

それでは、いくつか紹介していきます。

【TOPPANホールディングス】

TOPPANホールディングス株式会社の海外グループ会社(TOPPAN Next Tech)で、サーバへの不正アクセスが発覚しました。ランサムウェア攻撃で、一部サーバが暗号化され、顧客情報の流出の可能性もあるということです。幸い、日本を含む他のグループ会社のネットワークや委託業務には影響がないということで、調査を進めている状況です。

(参考:https://www.holdings.toppan.com/ja/info/toppan_info20250408.pdf

【株式会社近鉄エクスプレス】

近鉄エクスプレスは、海外45カ国・298都市・662拠点を持つ、日本の大手国際総合物流企業です。

4月に発生したサーバ障害の調査の結果、ランサムウェアによる第三者からの不正アクセスが原因だと判明しています。この影響は5月になっても続き、徐々に復旧ができたことです。

(参考:https://www.kwe.com/jp/news/news/250428.html

【株式会社松永建設】

松永建設は、埼玉県に本社を持つ老舗企業です。土木工事、建設工事、戸建注文住宅建設などを事業としています。

4月に社内サーバやファイルが暗号化されるランサムウェア被害を確認し、対策を行うこととなりました。また、埼玉県も工事を発注していたというところから、埼玉県のWebサイトでも取り上げられています。

(参考:http://www.matsunaga.gr.jp/uncategorized/10161/

(参考:https://www.pref.saitama.lg.jp/a1002/news/page/news2025042301.html

【株式会社保険見直し本舗グループ】

これは2025年2月に発生したランサムウェア被害ですが、その後の調査結果が出てきています。結果を観ると、被害で最大約170万件の個人情報が暗号化された可能性があるということでした。

(参考:https://hoken.mhompo.co.jp/whokenp/wp-content/uploads/2025/04/20250430.pdf

実はこれだけではなく、まだまだあるのですが書ききれなくなってしまうため紹介はここまでとさせていただきます。

ただ、企業規模の大小にかかわらず、社内サーバ等の情報を暗号化され、盗まれ、悪用されてしまう被害はとても多いと言わざるを得ません。

読者の皆様の中でも、「セキュリティ対策が万全でない」と思っている方がいらっしゃいましたらぜひ早期の対策を検討してください。

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