Dr.Webアンチウイルスの統計によると、2022年11月に検出された脅威の合計数には前月と比較して8.58%の減少が認められました。一方、ユニークな脅威の数は3.27%増加しています。最も多く検出された脅威は引き続きアドウェアとなっています。メールトラフィック内では、悪意のあるスクリプトやダウンローダ型トロイの木馬、アドウェア、さまざまな脆弱性を悪用する脅威が最も多く検出されました。
11月にDoctor Webテクニカルサポートサービスに寄せられた、ランサムウェアによって暗号化されたファイルの復号化リクエスト数は前月と比較して6.8%減少しています。最も多く拡散された暗号化ランサムウェアは Trojan.Encoder.26996 で、リクエスト全体の28.24%を占めていました。二番目に多く拡散されたのは22.19%を占める Trojan.Encoder.3953 で、次いで2.88%を占める Trojan.Encoder.567 となっています。
Google PlayではDoctor Webのマルウェアアナリストによって新たな脅威が多数発見され、それらの中には詐欺サイトを開くマルウェアやユーザーを有料サービスに登録するトロイの木馬が含まれていました。
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https://news.drweb.co.jp/show/review/?lng=ja&i=14631